日本海軍 三菱 A6M2 零式艦上戦闘機21型戦闘爆撃機仕様・航空母艦「千代田」所属・岩野正中尉機(1/48 ハセガワ)
IJN aircraftcarrier fighter plane A6M2 bomber special Type 0 mode21 "ZEKE" junior lieutenant Tadashi Iwano,s plane(Hasegawa 1/48)



参考文献:潮書房 軍艦メカ3 日本の空母
     丸メカニック 零戦  
    大日本絵画「マリアナ沖海戦」

 あ号作戦に参加した「千代田」の岩野正中尉機(海兵71期)を模して見ました。
 
本機の最大の特徴は、本来零戦に取り付けることのできない250kg爆弾と、特殊装備の増槽です。

 こちらが実際の爆弾のアタッチメント、九七式中型爆弾懸吊装置。前後についているバーで、爆弾の本体前後についている小さなプロペラを押させていて、落下後そのプロペラが回って信管が作動するようになります。

 652空の整備長、坂本少佐。その後ろにあるのが150リットル増槽。上の写真ともども、「渡辺洋二著:戦う零戦」より。
 この爆弾とチップタンク取り付け改造工事ラックは呉の空廠で新品の零戦21型に行われたそうですが、実際昭和20年2月になっても新品の零戦21型の在庫はあったようです(解体された「龍鳳」航空隊の人の証言)。

This aircraft belongs to junior lieutenant Tadashi Iwano, on CV Chiyoda,s unit, who joined on the battle of Mariana in 19th june 1944.
During the battle of Mariana, IJN had diveloped something called "sentou bakugekiki" or in short, "sen-baku", which has same meaning like "Jabo", fighter bomber.
The zeke "sen-baku" has been remodeled in naval aircraft factory in Kure, from newly build model21. model 21 had been manufactured till early 1944, and still had reserved new planes in 1945.
Attachment of middle size bomb were actualy called "type97 middlesizebomb carrier".

<模型>
 キットは若干古いハセガワ製で、リベットなどがあまり表現されていないため、ヒートペンで目立つラインのところだけリベットを追加しています。
 エンジンはキットのものに本物の銅線でプラグコードを追加。
 コックピット内は学研の本を参考に塗装しています。照準器のレチクルはファインモールドのエッチングを使用。
 ピトー管は真鍮線と真鍮パイプを組み合わせて自作しました。
 空中線は銅線で作成。
 ランディングギアはほぼキットのまま、ブレーキパイプを0.3mm真鍮線で追加しています。
7,7mm機銃は、0.3mm径の真鍮パイプ製です。機銃まわりのすすとシャドーは パステルで行いました。
 九八式射爆照準装置は、ファインモールド製レチクルでディティールアップしてあります。
 パイロットは、モデルカステン製のフィギュアを乗せています。


I referred to a book published from Gakken.
This model is based on Hasegawa,s kit.

equipments are painted in original color.
Engine cowl is removable, and engine plug code is attached on engine.
Piton-tube is made of brass line and pipe.
Break-pipes made of brass line are add on landing gear.
I carve panel lines with knife.
Shadow is painted by pastel, using only brush.
Cockpit cover is removable too.
type98 targetting deevice is remodeled by FINEMOLS,s photo-etched parts.

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