日本海軍 三菱(中島)A6M3 零式艦上戦闘機22型甲 第582海軍航空隊 進道三郎少佐搭乗機(昭和18年ブイン、ブーゲンビル)(1/48 タミヤ)
IJN Mitsubishi(Nakajima) A6M3 Type Zero aircraft carrier fighterplane version 22kou Major Saburo shindo,s plane, 582nd airgoup, in Buin, Bougainville, june 1943(Tamiya>


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 参考文献:芸文社「AEROモデリングガイドVol.1 零式艦上戦闘機」
      潮書房「丸メカニック 別冊1 零戦」

2010年発売のタミヤ製キットを元に製作いたしました。
 塗装は、昭和18年6月、ブーゲンビル島ブインで使用された第582海軍航空隊の進道三郎少佐の搭乗機を模してみました。
 写真を見て見ると、現地ではなかなか頻繁・こまめにに再塗装ができなかったようで ジェラルミンの下地が見えてしまっている機体の写真が何枚も残っているため、弾薬装填位置など 使用箇所を意識しつつ塗装をはげさせてみました。
 特に、キャノピーはシーリングの甘い(というかろくなパッキンがない)エンジンから漏れてくる ガソリンを頻繁にふき取っているうちに、すっかりはげてしまっていたようです。このキャノピーは、マスキング用のテープがキットに同梱されていて、 非常に助かりました。

Reffernce: Geibunsha " Aeromodeling guide vol.1 zerofighter"
      Ushio shobo" Maru mechanic expansion1 Rei-sen"

This model is made from Tamiya,s kit, released in 2010.
This time, I choosed painting of Major Saburo shindo,s plane, 582nd airgoup, in Buin, Bougainville, june 1943.
Canppy was often washed on ground, because it was often got dirty by leaking oil (that was due to bad packing).


<胴体/エンジン>
零式艦上戦闘機22型甲 第582海軍航空隊 進道三郎少佐搭乗機」

 全体的に曲線部分など甘くなっていたモールドはデザインナイフで彫りなおし。
 機体全体に繊細なモールドと、リベット痕がモールドされていたので、助かりました。
 内部のエンジンは黒鉄色・焼き鉄色・ハイライトのシルバーで塗装、本物の銅線でエンジンプラグを追加しています。
 押しボタン式の手かけと足かけは、0.5mm真鍮線製です。

Inside engine is painted in several iron colors, and plug-code made of copper is add.
<翼>
 胴体同様、継ぎ目を消してから、モールドをデザインナイフで入れ、リベット痕をヒートペンでを追加しています。追加後、三度ペーパーで 磨いて表面を滑らかにし、埋まってしまったリベット痕は0,3mmドリルで穴を開けなおしました。
 ピトー管は先端を真鍮パイプに換装しています。
 布張りのエルロン・エレベーター・方向舵は、若干本体の色より白色とつや消しを多めにして布の質感を出して見ました。
 翼の上には、脚が格納状態かどうか確認するための赤い板も突き出してみました。

I add white and flat base to paint ladder, elevator and aileron, in order to show it like "made of stuff".
Piton tube is made of 0.3mm brass pipe.
Rivets are add.

<コックピット>
零式艦上戦闘機22型甲 第582海軍航空隊 進道三郎少佐搭乗機」 零式艦上戦闘機22型甲 第582海軍航空隊 進道三郎少佐搭乗機」
 コックピットは、今まで作ってきた零戦の中で最高の出来でした。特に、床面がただの一枚の板ではなく、爆弾・チップタンク投下確認用の 窓までついているのには驚きました。キャノピーは固定してないので、あとからでもコックピットを見ることができます。
 計器類は塗装とデカールの併用です。
 
I both painted and used decal to paint instrument panel.
So long as I know, Tamiya,s kit is the most accurate model of making inside of cockpit.
Even window to confirm drop tank is made from clear parts.

<引き込み脚>
零式艦上戦闘機22型甲

 フェアリング実物は4枚の板で構成されていて、うち2枚は胴体側にあります。脚を出している状態では、その脚についている板が重なっているか確かめるための 色の帯がついていますね。
 ちょっと分かりづらいですが、ブレーキパイプは3mm真鍮線にて再現しています。現存する博物館の機体では、このパイプがなかったり、 配置が間違ってたりするので注意が必要です。
 タイヤは、ほんのちょっとだけ自重でつぶれたように加工してあります。

I add some brealk pipes by brass line.


<武装>
 32・22型になってから容量が320リットルに減った増加油槽は、機体側にポリキャップがついているので完成後も着脱可能です。
 長銃身の20mm機銃は、キットの部品を開口しています。


The drop tank which decreased netto sonce type 32, is capable to attach and take off even after ot is finished.

<塗装>
今回初めて、デカール部分をなじませるために、ウォッシングという技法を航空機模型では始めて使いました。
 この技法はAFVでは普通に行われていますが、意外とうまくいきました。
 翼上面・下面のオイル漏れ跡をクリアーオレンジ・クリアーイエローで表現、パステルですすも追加しています。
 機体の緑色は、若干ですが劣化を表現するため、イエローと白を混ぜたペンキで上塗りしています。

This time, for the first time, I used "pastel washing" to match the tone of Hinomaru,s red.
I also add clear yellow and orange to make dirt of oil.
Greeen paintings are also overpainted by weathered color.

<フィギュア>
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 フィギュアには、ファインモールド社から出ているパイロットのセットを使用しました。

I used figures from Finemold this time.
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こちらは内地でまだ空母艦載機として訓練中を想定した、空母艦内ハンガーの様子を模したジオラマです。
 鉄板の継ぎ目をけがいて、それに沿ってリベットを配しています。

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