日本海軍 中島 B5N2 九七式三号艦上攻撃機 航空母艦「加賀」所属 松村大尉機(1/48 ハセガワ)
IJN aircraftcarrier attacker plane B5N2 Type 97 model3 "Kate"(Hasegawa 1/48)

中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE

真珠湾攻撃時の「加賀」機、BU320号・松村大尉機を模しています。
 2011年7月、ハワイから「真珠湾攻撃に参加した日本軍パイロットのものと思われる頭蓋骨発見」とのニュースが飛び込んできました。
 この頭蓋骨は、2011年4月、軍港内の通常の浚渫(しゅんせつ)作業中に1940年代のコーラ瓶や金属片と共に発見されたもので、同地が関係者しか入らない軍港であることと、 同地にアジア人の行方不明者はいないことから、「75%の確率で日本兵のものである」と海軍の考古学者ジェフ・フォング氏は当初報じていました。
 後に当該頭蓋骨は、一旦「捕虜・行方不明者統合究明本部」に送られ、「合衆国陸軍中央身許確認研究所」に移管されて分析が行われたが、3ヶ月半の調査の結果「真珠湾攻撃時の日本軍飛行士」 以外の可能性は除外されました。
 その後、真珠湾攻撃当日、同地域に落ちた日本軍機は航空母艦「加賀」航空隊の雷撃機、「BUー356」号機しかなく、同機に搭乗していた3名のうち頭部がみつかっていないのは機長の 鈴木三守大尉のものだけであることから、発見された頭蓋骨は同氏のものではないか?と報道されています。
 撃墜された同機を攻撃から1週間後に回収した作業員の証言(動画も現存)によると、パイロットのうち森田常記・町元善春飛曹のご遺体は機体から投げ出されて水上にあり、水中にあった機首の大破した 機内の操縦席には首のない大尉の遺体が残っていたそうです。
 雷撃機は敵に肉薄し、一度攻撃態勢に入ると定まったコースを外れるわけにいかないため、日米両軍で最も撃墜される確率の高い機種でした。事実、第一波攻撃に参加した加賀飛行隊のうち、 損害が出たのは雷撃機5機のみでした。
 鈴木大尉の機は軽巡洋艦「ホノルル」の対空砲火によって撃墜されたとみられます。  
 しかし、真珠湾上空で当日死亡した日本軍パイロットは55名におよびます。
 残念ながら頭蓋骨がどんな状態なのか、医療記録から身元の判る可能性のある歯は残っているのか、などは公表されておりません。現在わかっていることは、この頭蓋骨が 「真珠湾攻撃時の日本軍飛行士のものである」ことだけですが、これがもし鈴木大尉氏のものであるとするならば、70年の歳月を経てようやく帰国できるチャンスなのかもしれません。

This model exhibits as plane belonging Mitsumori Suzuki.








<模型>
 ハセガワ製キットをベースに製作いたしました。
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE
中島九七式三号艦上攻撃機NakajimaB5N2 KATE

 フィギュアは真ん中の爆撃手だけタミヤ製、あとの2名はモデルカステンの「日本陸海軍パイロットセット」を使いました。
 翼端のピトー管は、真鍮パイプを組み合わせて使っています。
 雷撃照準機は真鍮線と透明プラ板でディティールアップ。
 機首の照準線とアンテナ線は、撮影のためあえてとりつけませんでした。
 雷装版は、同じハセガワの「天山」の魚雷と取り付け器具(九七式のそれとは形状に差異あり)を流用し、0.2mm真鍮線でケーブルを追加しました。
真珠湾の浅い水深に対応した魚雷のひれ(ベニヤ板製)は、実際当時撮影された写真とハワイにある現物を元に再現しました。
 ただ、ベニヤ板といっても放熱の関係で板も銀色に塗装されていたそうです。
Topedo and its equpments are being taken from same Hasegawa,s "Tenzan".
cable is made of 0.2mm brass line.
Shape of topedo finn is typical on Perl harbor attack due to use on harbor water depth.
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