1/35 八九式中戦車甲型(大洗女子女子学園・あひるさんチーム/8,9話 プラウダ高校戦時・フラッグ車)(ファインモールド



ファインモールド製キットをベースに製作いたしました。
 本キットは作りやすく、ほぼキットのままで「ガルパン」仕様になりますので、一番楽なほうだと思います(いじるとしたら正面防盾形状とマフラーカバーですが、製作困難です)。
 今回は、9話ラスト、JS2やT34の追撃を受けてダメージを受けた状態を再現してみました。劇中ではさらにぼろぼろになりますが。
 フラッグ車を示すはたざおは0.4mm真鍮線製、旗は金属板を曲げて表現しています。

 旗の基部は、扉が開いて、そこから内部の無線機とつながっているようです。一応扉を開いた状態にしましたが、基部に隠れるので意味なさそうです。
 後部の超壕橇、フェンダーの一部は熱したドライバーを押しあてたり、熱してつぶしたりして再現しました。
 衝撃で部品のホルダーがはずれた箇所は、傷の程度に応じてメタルプライマーの地肌(明るいレッドブラウン)や、鉄の破断面を再現しています。
 ウェザリングの一環として、給油口にはクリアーイエロー・オレンジで漏れたガソリンを表現してみました。
 さらに、夜間戦を意識して全体的にトーンを落してみました。
今回使用した塗料は以下のとおり。(すべてクレオス水性)
車体;オリーブドラブ2)
マフラー、砲口:焼鉄色
工具、履帯、機銃、ワイヤー;黒鉄色
金属部位のハイライト:銀
工具のとって部分:ウッドブラウン(実際は木製であることを強調するためにイエローと、タンを混ぜた色で木目をいれています)
正面の星のマーク;ゴールド
使用したウェザリングマスター「サンド・アカサビ・サビ」そして「雪」
参考までに、左からオリーブドラブ1で塗装した車両、オリーブドラブ2で塗装した上今回の夜間戦を意識してトーンをおとした車両、オリーブドラブ2で普通に塗装した本戦仕様を並べて比較してみました。






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