正規空母「赤城」ミッドウェー海戦時(1/350 ハセガワ)
IJN heavy fleet aircraft carrier AKAGI 1942(HASEGAWA)



参考文献:光人社「丸メカニクス・日本の空母」
     光人社「写真 日本の軍艦 別艦 図面集2」  
     グランプリ出版「日本艦艇写真集『空母』」
     KKベストセラーズ「日本海軍全艦艇史」
              「海軍艦艇史3」
原書房「日本海軍艦艇図面集」
    双葉社「空母 赤城」
    図書出版社「日本空母戦史」木俣滋郎著
Reference document:Kojinsha"Maru mechanics:IJN aircraft carrier"
Kojinsha" Picture of IJN vessels extra:Blueprints"
Grand Prix press"Photos ofI IJN vessels "
KK best sellers"History of all IJN vessels"
"History of IJN vessels 3"
Hara shobo "Blueprints of IJN vessels"
Futaba-sha"CV AKAGI"
         Tosho shuppannsha"War history of IJN carriers"

 今回はハセガワのキットと、純正エッチングの「A」セット、アンカーチェーン、汎用ラッタル・浮き輪、メタルリギングの0.3と0.15、それに真鍮線だけを使い、コストを抑えて製作しました。
 いじろうといえばいくらでもいじれてしまうのが大スケール模型ですので、まずは完成を目指しましょう。
 トータルコストで3万弱で、これを完成させることができます。
This Akagi uses only hasegawa,s "A" set and some brass lines.
 
<艦首>

 甲板裏のエッチングパーツも発売されていますが、今回はキットのままです。
 甲板のふちにある雨水排水管を真鍮線で自作しています。
<艦橋>

 艦橋は多面形、さらにところどころ曲面も多く、たいへん複雑な形状になっています。
 艦橋背面の信号灯ステーは真鍮線製にしています。また、艦橋左側面の信号灯は伸ばしランナーで自作した透明部品製です。
 ループアンテナはすべて、0.3mm真鍮線で自作しました。
 アクセントとなる浮き輪はエッチング製です。
<マスト>

 マストは真鍮製です。ここだけでも替えるとかなり印象が変わります。ここだけ別売りのラッタルを使いました。
 旗は南雲中将の将旗と軍艦旗を掲揚。

<飛行甲板>

 飛行甲板のセンターライン・補助線は塗装で表現。専用デカールもついていますが、長期保存を考えてあえて塗装にしました。
 甲板の材木色も材木一本一本マスキングしながら塗装、これだけで2週間かかりました。 
 着艦制動索は、0.03mm鋼線製です。
<主砲・機銃・高角砲・スポンソン>

 「赤城」の高角砲は旧式の45口径10年式連装高角を最終時まで搭載していました。
 左舷側はむきだしですが、右舷側にはシンプルな形状の防煙シールドがついています。
 このシールドは煙自体は防いでくれるものの熱はダイレクトに伝わってくるそうで、外も事実上見れず 担当された方は大変だったそうです。
 高角砲はデザインナイフで砲口を開口しています。
 撃つことのなかった20cm主砲も、同様です。
<艦尾>

 本体艦尾形状はほぼ竣工時のままですが、湾曲した飛行甲板の上に新たに飛行甲板が水平になるよう 取り付けられています。本当は張り替えたかったようですが、予算と工期の関係でこうなったとか。
 舵柄信号は、真鍮板を加工して自作しました。
<艦載機>

 「日本空母戦史」によると、昭和17年(1942年)6月5日午前7時25分、初被弾時の「赤城」の甲板 上にあったのは米空母「らしきもの」を攻撃するために飛び立つ予定だった零戦3機(うち1機は発進した後)、 九七式艦攻18機でした。
 今回はハセガワ製のものを数機のせるにとどめています。
According to "War history of IJN carriers", the very last moment of Akagi,0725 of 5th june 1942, she was on the way to launch 3 zerofighter( 1 had just flew away) and 18 type97 carrier attacker(with topedo).



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