日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」(昭和十八年11月14日 第三次ソロモン海海戦時)(1/700 ピットロード)
IJN Fubuki class destroyer AYANAMI(pitroad)

IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

参考文献:

KKベストセラーズ: 福井静夫著 写真 日本海軍全艦艇史
海人社 写真日本の軍艦 別巻2 図面集 
丸スペシャル 日本の駆逐艦

 某アニメのおかげで海外にも知られた駆逐艦です。
 本作はピットロードから2006年末に出た新作で、初めて左右分割で船体が表現されたことで、今までのキットでは表現されていなかった、波浪抵抗を 現象させる側面のへこみが表現されました。
 ただ、誤植なのか、キットには「1942年」とあるのに、そのまま作ると概ね創建当時の 姿になってしまい、砲塔もキットにはA型B型C型があるのになぜか本艦に必要なB型改が入っていなかったりと、かなり 謎な構成になっていました。

<艦橋>
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

 艦橋窓はジョーワールド製エッチングを使用。
Window parts is made of photo-etched parts from Joe-world.
 マストは0.3mm真鍮線製。
Mast is made of 0.3mm brass line.
 各種索は0.15mm鋼線を使いました。
 ヤードの端に見える赤い物体は速力標で、自艦の速力を他艦に知らせるための物体です。
 ヤードトップまで引き上げられ、両舷全速を出していることを示しています。
   
<船体>
 船体には0.3mmプラ材で電路を設置。
 鉄板の継ぎ目はデザインナイフでけがいて表現。窓が曲がっていますがこれは重量対策というより、船内の機械の 配置によるもののようです。
 タミヤの旧作と違い、これには最初から船体のへこみが表現されています。 このへこみは、反射波による抵抗を減らす効果がありましたが、建造コストが高くなるので白露型 以降では廃止されてしまいました。
Compared with Tamiya,s old kit,dent of the hull is being expressed.
<艦首>
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

 艦首フェアリーダーはプラ板から新造。
 鎖は本物の鎖に換装しました。
<主砲>
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

 B型改砲塔はピットロードの部品セットより調達。砲身は真鍮製専用部品に換装しました。
 ドアはハセガワ製エッチングで追加。
 
 第1砲塔上の空中線支柱はヤードがあるかと思ったのですが、それらしきものが見られない 為そのままにしてあります。
<対空機銃>
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

 本艦の唯一の対空兵器(一応主砲でも飛行機撃てることにはなってますが)である7.7mm対空機銃はファインモールド製エッチングに、機銃弾薬箱は0.8mmプラ棒にて新造しました。
<煙突>
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

煙突の雨よけは0.15mm真鍮線製です。
<後楼>
後部マスト自体は真鍮製です。信号機はハセガワ製エッチング。
マスト・各種信号機は真鍮線製です。
<艦尾>
IJN Fubuki class DD Ayanami 日本海軍吹雪型駆逐艦「綾波」

艦尾には爆雷装備がすでにモールドされていました。これを当初換装しようかと思いましたが、 スケール的にはこのままのほうが正確なのでそのままにしました。
<その他>
 キットでは舷窓がきっちり水平に並んでいますが、実艦は艦尾付近でちょっと艦尾側に向けて下がっていますので、一旦窓穴をパテで埋めて、 ドリルで開けなおしました。
 魚雷搬入用のビームはキットでも表現されていましたが、これも真鍮線に換装してあります。
 

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