1/35 劇場版「ガルパン」知波単学園九七式中戦車新砲塔旧車体(1/35 ファインモールド)
Movie "Grils and panzer" Chihatan gakuen type97 middle tank with new turret(Finemold)
劇場版「ガールズ&パンツァー」に登場する、知波単学園所属の九七式中戦車新砲塔旧車体です。
ファインモールドから出ているキットをほぼそのまま組めば劇中車両になるので、製作は楽だと思います。
<劇場版「ガルパン」の九七式中戦車新砲塔旧車体の特徴>
・車体後部の用具箱はない。
・黄色い帯は旧砲塔車両と比べて細い
これらさえ注意していれば、そのまま劇中車両になります。
<塗装>
塗装はほぼ自前で調色しています。参考までに
・砲身・ジャッキ:カーキ
・ハッチ内部:草色、ないしフィールドグレー
・茶色:白2、マホガニー6、ウッドブラウン2
・濃い茶色:マホガニーに若干の黒
・緑:濃緑色2
・黄帯:クリームイエローに若干のカーキ
これらすべてに10%ほどの「フラットベース」という艶消しを混ぜましょう。
<工作>
さほど高度な改造は必要とされません。
今回は、ファインモールド純正の砲身と、エッチングセットを使いました。
一番苦労するのは、車体後部の牽引ワイヤーでしょうか。独特な先端をキットの部品から切り離し、ワイヤー本体を水糸で再現しました。
主砲基部は接着後パテをもってラインを消した上から、リベットをはっています。
細かいところですと、司令塔周辺のパーティングラインが気になるので、一旦リベットごと磨いてそぎ落としてから、リベットを張りなおしています。
砲塔とターレットリングの接合部、砲塔と正面防盾、砲塔背面は隙間が生じるので、極細プラ棒で隙間を埋めて、溶剤で若干溶かしてデザインナイフで溶接痕を表現して隙間をうめています。
尚、転輪のパーティングラインは実際の車両にもあるものなので、そのままで大丈夫です。
履帯は、モデルカステン製のものを使いました(これが一番大変かもしれませんが)。
こちらは、キット付属の組み立て式履帯を使ったものです。それ以外はエンジンの吸気口のメッシュをエッチングに、砲身を金属製に、手すりを真鍮線で交換しただけでほぼキットストレートです。
キット付属の組み立て式履帯はモデルカステン製と比べると側面の軽めの肉抜き穴がないのですが、これはこれで劇中のものに近いと言えそうです。
HOME