甲標的母艦「千代田」(昭和17年11月)(1/700 アオシマ)
IJN "KOU-target" carrier CHIYODA nov.1942(Aoshima)

chiyoda1942
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参考文献:光人社「丸メカニクス・日本の空母」  
     グランプリ出版「日本艦艇写真集『空母』」
     KKベストセラーズ「日本海軍全艦艇史」
              「海軍艦艇史3」
 防衛省資料「『甲標的』第2次特別攻撃隊記念写真」
国文社 「日本海軍艦艇公式図面集 第1集 空母『千代田』」
Reference document:Kojinsha"Maru mechanics:IJN aircraft carrier"
Kojinsha" Picture of IJN vessels extra:Blueprints"
Grand Prix press"Photos ofI IJN vessels "
KK best sellers"History of all IJN vessels"
"History of IJN vessels 3"
Kokubunsha "Offical blueprints of IJN vessels 1 CV CHIYODA"

 空母の「千代田」、そして甲標的に関して調べているついでにこの状態の「千代田」のデータも手に入ったので、ついでに作ってみました。 とはいえ、構造物が多いのでかなり手間はかかりましたが・・・。
During recerch of CV Chiyoda, I managed to find records of Chiyoda as "kou-target" carrier, and that made my mind to build this vessel.
<艦首>
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 アンカーはピットロード製のプラ部品を使用。
 艦首のボラードから救命ボートにたれさがっている索は0.2mm真鍮線製。
 艦首の菊の御紋はプラ製を使用。
 空母「千代田」の図面に記載されている防雷具用の穴は0.6mmドリルで開口しています。

Anchor is replaced to parts from PITROAD.
Empelors emblem is made of plastic parts.
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<側面・水線下>
 艦側面はけがいて鉄板の接合を表現。
 舷外電路はキットのままでは薄いので0.3mmプラ棒にて表現。
 船体はプラ板で図面からトレスしたものに、パテをもりつけて整形。
 スクリューは真鍮、プラ棒と銅板を曲げてピッチをつけたもので自作しました。
 ただ、ビルジキールは少しサイズを間違えてしまい、それにきがついた時点でもう接着してしまいました。実際はもうちょっと艦首方向に長いです。
Hull under wtarline is made of plastic plates and putty.
screws and shafts are made of brass lines and copper plate.
Degaussing cable is made of 0.3mm plastic lod.
Length of bilge kiel is mistaken. it must be a bit longer to stem.

<構造物>
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 艦橋はまずパテで整形して甲板を平らにする必要がありました。
 しかし形状についてはアオシマらしく殆ど修正は必要ありませんでした。
 甲標的母艦に改装された「千代田」は甲標的用の照準装置(こんなものが必要なあたり、甲標的自体のターゲッティング能力が乏しい と判るような気がします・・というか船のお尻から垂直方向にしか発進できないのにこれつける意味あるんでしょうか?) が艦橋後部に増設されており、それに従ってマストも後部に移設されています。
 艦橋構造物付近の写真は比較的豊富にありましたが、「千代田」ではわからなかった場所は「千歳」の写真を参考にしました。
 艦橋後部にはボート用と思われるデリックがあり、太いデリックは構造物から、細いデリックは舷側の13mm機銃の張り出しデッキから伸びているのがわかり ました。
 ちょうど防衛省の図書館で「千代田」について調べているときに「甲標的」第2次特別攻撃隊の記念写真が出てきたため、 とてもよい資料となりました。これ以外だと、福井さんの写真集に遠景で撮った写真しか、この状態の千代田の写真はなかったとおもいます。
 旗甲板にはその写真で判明した側面に丸い軽めの穴のあいた銅板でデコレートしています。


As Chiyoda was remodeled to use as "KOU target"carrier, she had additonal cunning/trgetting tower just in back of the bridge (main mast is also being moved to backyard).
Picture below is from JSDF library "kou target the 2nd special attack mission (taken at 1942, probably before mission in nov.4th)". and this picture contains the additional cunning tower.
This picture must be the only picture of Chiyoda,s bridge in this perspective.
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 舷灯は模型的に少し大きめのものを側面につけていますが、実物はかなり小さく目立たないものです。
 後に飛行甲板となる「機銃甲板」上には探照灯が載っていますが、これの周囲には上空からみると不自然な形のてすりが設けられていました。
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<マスト>
 マストとヤードはゴールドメダルのエッチング製。速力標と「千代田」を示す「JWWA」の信号旗をを掲揚してみました。
 アンテナ線は写真をみると艦橋より前には高角砲の邪魔になる為か取り付けられておらず、艦橋側面に引き込まれていました。
 後部マストにも信号機が設けられていたため、塗装で表現しています。


Masts are made of brass lines and photo-etched parts from Finemold.
signal flag shows Chiyoda,s code "JWWA".

<機銃・高角砲>
 高角砲はキットのものにクリッパーの真鍮製砲身や真鍮線などでデコレート。
 機銃はファインモールド製のものを使用。
 探照燈はファインモールド製の透明部品を使用。写真をよく見ると、「機銃甲板」上のものの近くにはおそらくメンテ時に使用するデリックが 見えましたので真鍮線で作ってみました。

Type89 AA guns are mainly built from Finemold,s kit, and details are made of brass lines and photo-eched parts.
Gun-barrel is made of brass parts from Clippermodel.
Serchlights are made of clear parts from Finemold.
All AA machineguns are made of photo-etched parts from Finemold, too.
<艦尾>
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 艦尾形状はスロープがついている関係で非常に独特なもので、水面下に向かって突き出ているのが福井静夫氏の資料にありました。
 ここの部分がどれだけ具体的に突き出していたかは不明ですが、氏は本艦の艤装に携わっているので、まず間違いの無い特徴でしょう。

Shape of stern is very identcle, because there is a slope for launching submarine.
This is being described on Shizuo fukui,s book, but details are not clear.
<艦載機>

 防衛省に現存する艦隊の航空機定数表によると、甲標的母艦の「千代田」の保有機数は昭和16年12月時点では「なし」、2月以降から 「3座×1」となっており、零式ではなく九四式をそのまま搭載していた可能性もありますが水上機母艦には優先的に新型水上機が配備された 事情もあるので、零式3座を載せてみました(実際同時期の「千歳」は零式水観・水偵を搭載しています)。
 甲標的母艦の千代田はその生涯の殆どを甲標的の輸送に費やしているので、ちょうど資料(防衛省資料 戦闘詳報 戦時日誌755 「軍艦 千代田」)の出てきた昭和17年11月4日にショートランドにて第2次特別攻撃隊を輸送し、 伊16と20に甲標的を移送した際の模様を表現してみました。
 ちなみに戦闘詳報を見ても飛行機を発進させた記録はなく、載せていなかった可能性もあると思います。
 積み下ろし中の甲標的はキットのものに真鍮線でプロペラガードをとりつけました。
 最初クレーンと機銃甲板をみて「これ、どうやって収容するんだ?」と思いましたが、知り合いのクレーン技師さんに写真を見せたところ 「潜水艦を船体と平行した状態で入れるのではなく、斜めにすれば屋根にぶつからず収容できる」とのお答えを得ることができました。
 ちなみに、伊16と20に甲標的とともに乗り込んだ「千代田」乗員は後で別の潜水艦で帰還したそうです。


Chiyoda,s designated number of airplanes in dec.1941 was "0", and it became "1 of 3seat plane" from feb.
Type of aircraft is unknown, but type 0 3saets plane may be possible to be carried then.or maybe no plane had been carried actually (there were no record or launching aircrafts during misson to tranceporting).
Chiyoda joined on missons to carry aircrafts, submarines and other materials for several times, and battle report shows that she tranceported "kou-target"s to I-16 and I-20 at Shortland in 4th nov.1942.
Models submarine is based on original kit, details are made of brass lines.
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