正規空母「グラーフ・ツィッペリン」(1/720 レベル)
German Kriegsmarine aircraft carrier Graf Zippelin(LEVEL)
ドイツレベルの1/720キットをベースに制作いたしました。が、部品類は1/700用部品類を使用しています。
非常に難産なキットで、あちこち隙間があったり大雑把だったりで、昭和中期のWLシリーズ並みの難易度でした。
<艦首>
艦首は元のキットではあっさりしていたので、アンカーチェーンや支柱等を図面通りに再現しています。
カタパルトは錨甲板から作業員がエレベーターで上がって機体を取り付ける構造になっているようで、そこのトラス部分をエッチングで再現しました。
<艦橋>
艦橋は構造物の中段にあり、おそらく主砲用測距儀がむきだしで置いてあります。
ここはキットでは何も再現されていなかったので、エッチング製測距儀や双眼鏡を置いています。
<マスト>
マスト・ヤードは真鍮線で再現。テーパーのついか、煙突斜め後方にのびたものだけキットの物を使用しました。
空中線は、0.01mm鋼線製です。
<飛行甲板>
飛行甲板はオリジナルは材木張りだったと思われますが、ジェット機運用を考えて耐熱構造にしてある想定でグレーで塗りました。
カタパルト運用前提だったため、補助線話、センターラインだけ一本ひいています。
甲板の前後にあるスワチカは、ちょうどいいサイズがなかったので手塗りです。
<主砲・機銃・高角砲・スポンソン>
20mm4連、37mm連装機銃は、フライホークのエッチング製にしています。
高角砲は、ドラゴンのビスマルク用を流用しました。
15cm主砲はアドラーズネストの真鍮ひきもの製です。
<艦尾>
艦尾には図面通り20mm4連装機銃を配置。
甲板を支えているトラスはエッチングを流用しましたが、これも図面通りなのはいいのですが強度不足が怖いです。あえてたわむ構造だったのかもしれません。
<艦載機>
艦載機は、ピットロードの1/700ドイツ空軍機を、グレー2色のロービジ迷彩にしてみました。
戦闘機はMe262シュワルベ、攻撃機はアラド・ブリッツですが、前者のほうが航続距離が短いので、後方に配置しています。
HOME