日本陸軍 1/32 キ84 四式戦闘機「疾風」第10練成飛行隊 宮田惣祐伍長機 昭和20年5月 由良飛行場(ハセガワ)
IJA Hasegawa 1/32 KI84 type4 fighterplane "Hayate(Frank)" the 10th training unit Soyu Miyata gocho,s plane may1945
2019年現在、疾風のおそらくベストキットであるハセガワ製キットをベースに制作しました。
This model is based on Hasegawa,s kit.
主にビーバーエッチング製の金属部品でディティールアップしていますが、他にもピトー管を0.5mm真鍮線に交換しています。
I mainly used photo-echted parts from Beaver, changed pipes on brass lines.
特に機体正面から見える冷却器空気取り入れ口のメッシュとその内側の冷却器は秀逸です。着降装置のダンパーもエッチング製です。
fuel cooler intake is made of photo-etched parts.landing gear is made of it, too.
スロットルレバーや各種つまみ類も再現したのですが、完成後は殆ど見えません。
After all, most of cockpit cannnot be seen.
照準器は透明プラ板とエッチングでディティールアップいたしました。
ブレーキパイプは、写真を見る限りかなり明るく見えますが、フレキシブルな素材は当時ゴム管くらいしかないので黒く塗装しています。
塗装は、いわゆる「無塗装」ですが実機は最低限の機体表面保護のためニスが塗られており、これが劣化して黄ばんでくるといわゆる「飴色」になっていました。
This plane is not bare metal in reality. clear varnish was painted.
エンジンカウルと尾翼のマーキングは手書きです。
アンテナポストは木製でしたが、今回は全体のバランスを見て銀色に塗っています。
The real IJA/IJN antenna post was made of wood.
フラップの布張り部位だけ、弱冠銀色のトーンを変えてあります。
疾風のプロペラの色は若干明るい緑色が指定されていました(例外あり)。スピナーの先端はエンジン始動車と連結するためのカムになっています。
翼を貫通する陸軍機の特徴的な翼端灯は、海軍の専用部品をそれぞれ要するものと比べてコスト・製作の手間的に優れていました。
陸軍機の排気管はステンレス製の海軍機に対して、コスト的な観点から普通鋼で作られているため、派手目に錆びさせました。
ハ45エンジンは、真鍮線でコード類を追加しています。
機銃の銃口は開口いたしました。
I opened muzzle by drill.
汚しはパステルで行い、燃料注入口の付近だけクリアーオレンジ・イエローでオイル汚しを入れています。
ベースは造成された飛行場をモチーフにいたしました。
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