1/35 日本陸軍 試製砲戦車ホリT(アミュージングホビー)


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 初めてのアミュージングホビー製キットをベースに作りました。
 史実のホリ車は試製10糎半(105mm)砲という砲部重量5.7tの対戦車用としては日本最強クラスの威力の対戦車砲を搭載する予定でしたが、未完成に終わっています。
 砲は昭和20年5月に完成していますがベースとなる五式中戦車の開発も停滞しており、どこまで本車両が形になっていたのかは不明であり現状は木製模型の写真だけが唯一の形状のわかる一次資料として公表されています。
 正面装甲は「120mm」とされていますが、重量的にも、また両サイドに扉があることからも、エレファントのように全周を厚い装甲で覆うのは不可能であるため正面だけが重装甲だったようです。
 また試作車両だけに、砲の威力を考えれば必須のベンチレーターが見当たらないのも不自然です。あるいは扉を全開して射撃する仕様だったのかもしれません。
 本キットでは日本戦車にしては珍しい砲基部のカバーが丸っこい鋳造とシャープな溶接構造、両方が入っており、接着しなければ選んで装着可能になっています。
 
 This model is my very first Amusing hobby,s kit.
 The avarage quality was almost like Trumpeter.but this model must be the only item exhibiting this rare vheecle.
 The origin of this vheecle was planned on june 1943, but never completed.
 Main gun ,test made 105mm gun was completed in may 1945,but basement vheecle was still on trial.
 The only picture of this vheecle is a wood made model. blueprint is not found yet. therefore, the detail of this vheecle is unknown.
 Front armor was designed to tickness of 120mm, but side armor must be very thin, considering weight and door on side.
 the kit included 2 kind of gun cover, one made of welded ,one made by cast.
 The most important point of this model was, japanese style suspensiton and workable tracks.
 the kit did not include glass parts. so I add clear plate as glasses.
  ホリ車 ホリ車 ホリ車 ホリ車
 本キット最大の特徴は、実車同様スプリングを使用した日本車両独特なシーソー式サスペンションを可動履帯と共に再現した点でしょうか。このサイズの車だったからこそ可能なことだと思います。 ホリ車 ホリ車
 
 また車体後部の牽引ワイヤーも、銅線製になっています。
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  排気管カバーもエッチング製です。
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 但し、本キットは二〇一八年六月発売の新アイテムであるにもかかわらずばりがあり、説明書も部品点数が少ないとはいえわかりにくく、透明部品も付属していない(窓の穴がそのままなので、裏側から透明プラ板で 防弾ガラスを再現しました)、車体の接合部に隙間がある、組み立て式履帯は外れやすい(ところどころ真鍮線で軸を入れています)等、だいたいトランぺッター製品並みでとても初心者向けとはいえないアイテムでした。
 

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