日本海軍長良型軽巡洋艦「五十鈴」（昭和十七年）(1/700 フジミ）
IJN right cruiser Nagara-class isuzu(fujimi)
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参考文献：
KKベストセラーズ： 福井静夫著 写真 日本海軍全艦艇史
海人社 写真日本の軍艦 軽巡洋艦１
調べてみるとまともな写真が３枚くらいしかない、末期の５５００ｔ級の船です。
図面も残っておらず、再現図もあてにならないことが判ったので、殆ど写真を参考に造りました。
＜艦橋＞
艦橋の写真は１枚しかありませんでしたが、終戦まで残った「北上」の写真などから遮風装置 の形状は概ねつかめました。といっても手を加えたのは前面の整流板だけですが。
マストは0.6mmプラ棒にしました。
信号旗は五十鈴を意味する符号「ＪＪＲＡ」を掲揚。
マストトップには九四式高射装置と逆探、避雷針を装備。
＜船体＞
船体は電路も撤去されていたようです。鉄板の継ぎ目表現と、蓋ではなく溶接で ふさがれているらしい窓を埋めました。
＜艦首＞
艦首ブルワークとフェアリーダーなどは新造。艦首に２５ｍｍ単装機銃があったようです。
鎖は本物の鎖に、錨はＷＬ共通プラ部品に換装しています。
＜高角砲・対空機銃＞
高角砲は本体をピットロード製に、砲身を真鍮パイプに換装。
機銃はファインモールド製エッチングに、弾薬箱は０．８ｍｍプラ棒にしてあります。
＜煙突＞
煙突の雨よけは０．１５ｍｍ真鍮線製です。
＜後楼＞
ある意味本艦の最も特徴的な部位で、独特な形状の一三号電探があります。
マスト・各種信号機は真鍮線製です。
途中にある二二号電探はらっぱに穴を開けました。
＜艦尾＞
艦尾には爆雷・爆雷装填台と、プラ浮き輪も設置。
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