1/35 V号突撃砲F型(大洗女子女子学園・カバさんチーム・サンダース・黒森峰戦時)(1/35 ドラゴン F8型より改造)




  サンダース・黒森峰戦時に登場する車両を、今回はあえてF型のキットではなく、より出来のいいF8型のキットから作りました。
 F8型には、ヴィンターケッテも付属するので、それを目当てに購入してもよいと思います。
 もちろん、メリットはそれだけでなく、転輪に刻印がなされていたり、フェンダー強度も向上しているなど、むしろ古すぎるF型キットの欠点のないのも魅力です。
 <大洗女子学園V号突撃砲F型の特徴>

 フェンダー後端にあるはずの予備転輪は、ついていないようです。
 前照灯、右フェンダー上の警笛は、廃止されていません。
 足回りは、転輪だけ一段明るいグレーになっています。絵的に目立たせるためでしょうか。今回は重量感を出すために車体色のままにしました。
 
 負けたときの白旗は、なぜかベンチレーターから出ています。  
 車両背面の牽引ピントルは装備されていません。
 問題なのは天井面。戦闘室後ろのボンネット、点検ハッチの形状がF8型以降の、V号戦車J型以降のものになっています。
 F8のキットを使うメリットはここにもありますね。
 アンテナは伸ばしランナーでもよいのですが、今回はシンメトリーにするためにアドラーズネスト製の金属部品を使っています。
 クランプなどエッチングパーツはアベール製をメインに、一部ボイジャー製を使いました。F8型とF型ではフェンダー形状が異なるので、エッチング製のものにリプレースすると都合が良いです。
 ただ、F8型には正面の牽引ホルダーと、背面のスモークディスチャージャーがないので、ドラゴンのF型以前のものか、タミヤのB型あたりから持ってくる必要があります。

 その代わり、車体前縁の丸い穴のあいた牽引用のでっぱりは必要ないので削りましょう。
 尚、後部フェンダーの穴ですが、これは本来フェンダーを跳ね上げたとき、信号灯が隠れないようにするためのものです。フェンダーが降りた状態でも、この穴は下に板があるので本当は隠れます。

参考までに、オフィシャルキットにちょっと手を加えたものがこちら。

砲身をRB
アンテナをアドラーズネスト
履帯をモデルカステン
OVMをタミヤと他のドラゴンのキットから持ってきただけでエッチングは吸気口グリル・アンテナホルダーだけです。


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