1/35 V号突撃砲F型(大洗女子女子学園・カバさんチーム・8〜9話)



  第8〜9話に登場する、ヴィンターケッテ装備のV号突撃砲です。
 
 <大洗女子学園V号突撃砲F型の特徴>

 フェンダー後端にあるはずの予備転輪は、ついていないようです。
 前照灯、右フェンダー上の警笛は、廃止されていません。
 足回りは、転輪だけ一段明るいグレーになっています。絵的に目立たせるためでしょうか。
 旗ざおの基部は、どうやらアンテナケース側面外側についているようです。
 負けたときの白旗は、なぜかベンチレーターから出ています。  
 車両背面の牽引ピントルは装備されていません。
 問題なのは天井面。戦闘室後ろのボンネット、点検ハッチの形状がF8型以降の、V号戦車J型以降のものになっています。
 このため、背面を整形する必要があります。具体的には、後ろのひんじを削り取り、真ん中の分割線を埋め、1枚板にすればOKです。

 さらに後部には、牽引ワイヤー固定金具がなぜか「一部だけ」残っていますが、ワイヤー自体ないので無視して良いと思います。
 OVM類は、起動クランク以外タミヤの車外装備品セットのものにリプレースしました。ジャッキも、装備品セットに付属する、接地面が十字になっている中期タイプのもので大丈夫です。
 キットの説明書ではあまりに小さく、かつ形状がわかりにくいであろう車両後端の転輪基部・履帯テンション調整金具は、このようになっています。

 本車両最大の特徴であるヴィンターケッテは、ドラゴンのV号戦車N型・V号突撃砲F8型に付属するものを使いました。

まず、ばりを一個一個きれいにとってから、履帯と転輪が接地する面を先に塗っておきます。
 塗り終わったら、一気に組み立て、20分ほど放置してから取り付けます。

(ディティール)

 今回は、金具類は主にボイジャー、一部アベールのエッチングを使いました。
 アニメの戦車は被弾しないとフェンダーが曲がりませんが、折角金属性フェンダーが入っているので、8話で後部に被弾しているはずの箇所のフェンダーを曲げてみました。
 塗装は、霜が降りたような中途半端な「冬季迷彩」がされていますが、これはウェザリングマスターの「雪」をなすりつけるだけで表現しています。

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