1/35 サメさんチーム マークⅣ戦車（雄）（TACOM） 1/35 Mark4 tank (TACOM)
OVAで初登場の大洗車両です。1/35の模型はタミヤ製とTAKOM製が出ていますが、今回はTAKOM製キットをベースに制作いたしました。
TAKOMからはさらに複数種類のマークⅣがでていますが、今回は「male female 2 in 1」のキットを使いました。もちろん通常の「雄」のキットでも大丈夫なのですが。
ちなみに「雄雌型」からでも「雄」を作ることができますが、砲基部のポリキャップが１つしか入っていません（金属製砲身も１本だけ）のでどこかから流用しましょう。砲身はアベールなどから出ています。
＜大洗マークⅣの特徴＞
元々はアンテナ用だった旗竿以外に変更点は、車体前部構造物上のハッチくらいです。アンテナのための旗竿は車体中央より若干右寄りに固定されており、その終点は傾斜部のふちに達しています。
ただ、どうやら天井のレールと壕を超えるためのバーを後部に搭載した状態の設定画もあるようですので今後その状態になるのかもしれません。
注意すべきは腹側にもあるエンブレムでしょうか。書き込む人は早い段階で描き込んだほうが良いです。
サメのエンブレムは手書きです。線を描いてから内側を塗り、最後にまた細部を描き込みます。大洗校章エンブレムはモデルカステンのデカールを使いました。
エンブレムは大きい上にリベットがかなりあるので、将来デカールが出ると思いますが、マークソフターを用意しておきましょう。
「旗竿」の材料は以下の通りです。
マスト本体：１ｍｍプラ棒
マストと車体、マストとガフ、ヤードを連結する骨：０．５ｍｍ真鍮線
ガフ・ヤード・無線桁（横の棒）０．５ｍｍ角材
無線桁とヤードを連結する線：０・４ｍｍ真鍮線
（めんどうなひとは全部０．４か５ｍｍに統一しても良い）
空中線：０．１ｍｍ鋼線
強度を考えますと、マストとガフ（旗の横を支える棒）は一本の金属棒をL字に曲げて作ってもいいかもしれません。
けがの功名で、いい具合に竿がしなってくれましたが、写真を撮るとき旗がかなりの風圧を受けていました。
アンテナ線を後部に引き込むための椅子の背もたれのようなものは、金属板を加工して作りました。どうやら縦のものはL字鋼材のようです。
旗は、「スーパーファイン」用紙に印刷したものです。
完成させた後日、もっとはっきりした資料がでてきたので、ハッチとワイヤーを追加しました。
マストが邪魔だったりするので、工作は早い段階でしたほうが良いです。
＜塗装＞
車体の塗装はマホガニーに若干のレッドブラウンと白。
サメのエンブレムの色は
本体：パープル・ブルー ２：１
ひれ：パープル・ネービーブルー １：１
フックと剣の金具：軍艦色１
剣の峰：軍艦色１・ダークグレー １：２
剣のつか：レッドブラウン となっています。
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