1/35 アンツィオ高校 P40重戦車(1/35 タミヤ/イタレリ)



 RCベルグの金属製砲身付のレジン製砲塔を今回は使ってみました。送料こみで6千円弱もしますが、それだけの価値のある出来です。
 <アンツィオ高校P40の特徴>
 
 ・排気管カバーがない
 ・イタリア軍ジェリカン(ドイツのものとは側面が異なる)を車体右に1つ、左に2つ装着
 ・ナンバープレートはなし
 ・アンテナにテーパーあり  
 今回はベルグの砲塔に付属したレジン製ジェリカンを使いましたが、アスカからイタリア軍ジェリカンが別売りで売ってたりもします。
 タミヤ・イタレリのキット付属の砲塔は若干部品の接合があまく、車体とフェンダーの間、そして砲塔がちょっとかみあいません。直線の棒やすりなどできれいな直線を作ってあげて接合させましょう。
 元の砲塔は、砲塔基部と背面の接合からはじめて、側面・正面とつないでいったほうが良いと思います。
 参考までに、以前作ったキット付属砲塔の写真がこちら。
 
 履帯は、フリウル製金属履帯です。4千円くらいする上、製作していると手が痛くなったり重かったりしますが、エッジを磨けば本物の金属の質感を楽しめるアイテムです。但し、恐ろしく重いです。
 そこで、フェンダーで見えない部位はあえて装着せず、3割ほど履帯を減らしています。誘導・起動輪は固定しましたが、履帯とサスペンションの可動は生きてますので、ある程度 地面の曲線にあわせてフィットさせることができます。
 テーパーのついたアンテナは、アベールの1.4mアンテナです。
 エアクリーナーは説明書ではいまいち位置がわかりにくいので、付属の冊子の写真を参考にしましょう。
 車体側面の折りたたみ式ジェリカンラックの位置は、実車を写真見る限りではてきとうなようです。アニメの設定資料を参考に取り付けました。
 オリジナルの砲身は、まずよく真ん中をずれないように接着。一日おいてからパテをもってさらに1日後、整形します。段差が多い砲身なので、最後にナイフで段差をきれいに整形しましょう。
 ベルグの金属製砲身ならそんな加工は必要なく、塗装後バレル内のエッジの塗料を落とせばリアルな金属の質感が出せます。  
塗装は、濃緑色2をベースにブルー・フィールドグレーを調合しています。
 ピザマークのデカールは、プラッツのアンツィオフィギュアセットのおまけのものがちょうどいいサイズでした。

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