1/35 イタリア M41型セモベンテ(自走砲)(アンツィオ高校)(タミヤ・イタレリ)


セモベンテ セモベンテ
 タミヤ・イタレリ製キットをベースに作りました。
 このキットはたいへん出来がよく、タミヤの箱のものにはオリジナルのイタレリ製のものに、より出来のいい追加の部品がついていました。
 この追加部品には組み立て式の履帯も入っており、モデルカステン製のものを使わなくてもそれなりにリアルな履帯を再現できます(但し、ベルト式履帯は入ってません)。
 ただ、劇中仕様にするためにはジェリカンが一個足りないので、厳密には形状が違うドイツ軍用ジェリカンなどで追加する必要があります)。
 都合よく、アスカ・タスカから「イタリア軍ジェリカン」というモノが出ていますので、そちらを使いましょう。
 今回はモデルカステン製の履帯を装着させています。
<アンツィオ高校版車両の特徴>
セモベンテの特徴 セモベンテの特徴 セモベンテの特徴 セモベンテの特徴
・前部牽引フックが若干外側に反っている
・左右フェンダーの履帯点検用穴のカバーがない
・イタリア軍用ジェリカンに、専用の折り畳み式の十字の金具がついている
・車体背面に反射板らしきものがある
・履帯をはさんで仮止めするための治具がない
・車体後部の吸気口グリルが、キットだと縦になっているがM41型では横にすべき
・車体上部の機銃マウントが根元からない(穴を埋める必要がある)
というわけで、キットストレートでもまあなんとか95%くらい再現できます。
 特徴的なマズルに穴の開いた砲身ですが、RBモデルから金属製砲身がでています。
 車体背面は、どういうわけか再現されていないリベットがあったので、エッチング製のリベットをのせました。
 エンジンボンネット上のスコップ・バールなどは、キットの指示の配置とは異なる配置でした。
 前照灯は透明部品が付属しなかったので、「Hアイズ1」のものを使って再現しています。
 短めのアンテナは、真鍮線製です。
 吸気口グリルは、真鍮板で自作しました。
 アンツィオのエンブレムは、モデルカステン製のものです。上面に大きいもの1枚、車体背面に小1枚を使うことになります。
セモベンテの特徴 セモベンテの特徴 セモベンテの特徴 セモベンテの特徴
 ハッチ内側の固定用金具はキットでは一切再現されていません。
 ここは実車写真を参考に自作いたしましたが、おそらく左右対称の金具が扉を半開きにするためのもので、車体右側にあるものが扉を閉めるための金具(右が固定されれば 左側も開かなくなる)だと思います。

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