1/35 シャーマン76mm砲型(5.6話)(1/35 タミヤ・スーパーシャーマン改造)(難易度:D)
TVアニメ5,6話、サンダース戦に登場したアリサ車です。
この車は模型で再現することが難しく、最もキットのままで再現度が高いのはイタレリ製ですが入手困難です。
今回は最も手間のかからないタミヤの「スーパーシャーマン」をベースに製作いたしましたが、それでも改造は必須でした。
<TV版M4A1の特徴>
・起動輪・転輪は穴の開いたタイプ
・ペリスコープガードはない
ちなみに劇場版では起動輪の穴がなくなり、車体側のペリスコープガードが追加、砲塔側面のハッチの位置が若干変更、砲塔後部になぜか片側だけ、M2機銃を
搭載するためのラックが増設されていました。
さらにTV版では装填手ハッチが通常のM4と同じものだったものが、76mm砲塔専用のものになっています。
車体側では車体下部最前部のディファレンシャルカバーにディティール追加、主砲とラベリングロックがリング状だったものが左右から挟むタイプに変更されました。
車体後部には予備履帯ラックと予備履帯も追加されています。
この車をタミヤのスーパーシャーマンから改造しようとすると、最低でもスカートの追加、砲を76mmに交換する必要があります。
スカートは初期型シャーマンを作れば余るのでこれを流用、砲は最悪途中からぶった切れば良いと思います。
今回は砲身をアベール製の金属製砲身に換装、足回りをタスカ・アスカ製(起動輪は穴あき・なし、両方入っています)に交換、履帯をモデルカステン製(これがおそらく
一番大変なので、面倒なひとはタスカ・アスカのベルト式がお勧めです)に交換、ディティールはボイジャー製のエッチングを使用しました。
ただ、装填手ハッチは本来丸いタイプなのですが、ここは代わりとなる部品がないためキットのままの小判型・ハッチとつらいちのもののままとしました。
アリサのフィギュアは、プラッツから2017年11月に出たものを使っています。
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