日本海軍 駆逐艦 島風(最終時)(1/700 ピットロード)
IJN destoryer SHIMAKAZE(1944)(1/700 Pitroad)


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参考文献:
グランプリ出版: 森恒英著「メカ図鑑 日本の駆逐艦」
KKベストセラーズ: 福井静夫著 写真 日本海軍全艦艇史
海人社 写真日本の軍艦 駆逐艦2
潮書房 軍艦メカニクス 日本の駆逐艦
潮書房光人社 「秋月型駆逐艦」

  本作は2015年発売のピットロード製キットをベースに製作いたしました。くしくも2017年12月には、実際の海底で発見された姿も公開されています。
 キット自体は特に欠点もなく、初心者でも安心して組めるとおもいます。
 さて海底調査の結果、5連装魚雷発射管のシールドが見当たらないことが判明しました。
 しかし、少なくとも沈む少し前の写真をみると1,3番発射管には明らかにカバーがあり、同様にカバーがなくなっていた砲塔にも沈没直前の写真ではカバーが確認できるため、70年以上海底にあったためカバーが腐食してなくなってしまった のではないか?と思います。 駆逐艦「島風」
 また、一三号電探は本艦は搭載された可能性が低いと判断し、今回は取り付けませんでした。
 理由としては、島風が最後にドック入りしたのは昭和19年3月16日から4月11日の間で、この頃まだ13号電探は数が揃っておらず、空母「隼鷹」すら搭載は見送られた状態だったためです。
 一応沈む少し前の島風を横から撮影した写真でも、それらしきものは見当たりません。ただ不鮮明で映ってないだけかもしれませんが。
 尚この写真では、創建時にはなかったマスト中段の電探室らしき構造物が確認できます。
駆逐艦「島風」
 
<武装>

 夕雲型と「島風」の12.7cm連装砲は、D型と呼ばれる対空射撃のため大仰角75度がとれる、天窓が大きめなのが特徴(このせいで普通第1砲塔にだけついている補強リブが全砲塔についてますが)の砲塔です。 尚、実際の運用では支障をきたしたのかC型同様の55度でストッパーを付けていたようですが。
 ピットロードのキットには、スライド金型を採用した側面のリブまで再現された優れモノでした。
 零式5連装魚雷発射管もキット付属のものそのままです。
 対空機銃は、艦橋前が連装、機銃デッキ上のシールド付3連装、甲板上の単装、すべてファインモールドのものです。
 機銃そばにある弾薬嚢はファインモールドの弾薬箱セットを使用しました。
 測距儀はピットロードの新艤装品セット、探照燈はファインモールドの透明部品セットを使いました。
 後部甲板にはファインモールドのエッチング製の爆雷装填台、爆雷投下軌条を載せています。



<艦橋>

 艦橋の窓、信号台、無線アンテナはジョーワールドのエッチングを使用。
 マストは主に0.3mm、0.2mmの真鍮線で新造。補強用ビームは0.2mm真鍮線製です。
 マスト背面の連携信号灯と速力信号標は、塗料の厚みで表現しています。
 
 <煙突>

 煙突の防水カバーは0.2mm真鍮線で自作しました。
 
This model exhibits Shimakaze during 1944, just before it sunk on philipine sea.
I mainly reffered original blueprint and picture taken on test sailing.


Shimakaze,s main gun is so called "type D" 12.7mm twin gun turret.
It was capable to rise 75degree to shoot aircrafts (but in actual use, angle was restrited to 55degree), and have had large window to watch sky ,and all turrets had reenforce rib.
This time, I used new parts from Pitroad.
Type 0 5battery topedo tube is also new parts of Pitorad.
25mm twin MG and ammo box on the fromt of brdge is made of parts from Finemold.
Triple 25mm AAguns are plastic parts from Finemold.
training gun on the aft deck is parts from Rainbow.


I add windshield ,lifesaving ring,antenna and so on.
mast is mainly constructed bu 0.3mm and 0.2mm brass line, and reefroced bu 0.03mm steel line.

 
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