帝国海軍 特攻兵器「震洋」(1/35 マスターピース)
IJN kamikaze attack boat "Shinyo"(1/35 Masterpiece)



参考文献:大日本絵画「日本の軍装 1930〜1945」
     IRONSIDE INTERNATIONAL「大日本帝国陸海軍 軍装と装備」
reffernce:Dainihon kaiga "Uniforms of IJA and IJN 1930-45"
Ironside international "equipmenst and uniforms of IJN and IJA"
  
 アメリカの「マスターピース」というメーカー製のレジンキットを基にしました。
 特段いじるところはなかったのですが、なにぶん重いレジンの塊でしたので加工がたいへんでした。
 塗装に関しては、現在博物館にて再現されている「震洋」やテスト中の写真を見ると喫水下は赤く塗られていますが、最前線で使う船(「震洋」は兵器扱いだったのでボートのように船籍はありませんでした) であることから、緑一色にしました。他にも塗装に関しては
官房軍機密第一四三四号
昭和十八年十二月八日
大東亜戦争中南方方面ニ於テ行動スル魚雷艇及特型運貨船ノ塗別線以上ノ外部及外舷ヨリ見透可能ノ内舷(露天甲板ヲ含ム)ノ塗色ハ艦船造修規則第二二三條及ビ第二二四條ノ規定ニ拘ズ濃緑色トス
とする命令や、実際に運用していた部隊の人が本艇を「アオガエル」というあだ名で呼んでいたことから、濃緑色であったことがわかります。
 ただ、それだけではオブジェとして全体的に暗いので、錆びたドラム缶をおいてみました。
 

The model is based on resin kit from Masterpiece.
Color of Shinyo was painted in "dark greeen", as it is designed on official order.
"Classified order no.1433 date 8th december 1943
On the southan front, topedo boats and special tranceporters beyond the waterline shall be painted in dark greeen, and all the places which can be seen from outside shall be painted in same color too"
Survived crews had also nicknamed this boat as "green toad".
Hull below the water lines are painted in red, on some pictures taken during test and models on museum. but considering boats used on the frontlines were all painted in glay, I painted its hull in green too.
 <台車>

キット付属の台車もレジン製でしたので、強度不足からボートの下に真鍮線のつっかえ棒をしてボートの重量(だいたい200gもあります)を支えています。。
塗装は使い捨ての兵器なので、錆びてきたベアメタルということにしました。

 <フィギュア>

 陸軍士官はウォーリア製レジン製フィギュアです。襟章は少尉さんですが、袖の星を2つ書いてしまいました。
 軍刀はタミヤの日本兵セットからもってきています。
 帽章は近衛兵のもののようです。
 手にしているタバコだけ、真鍮線製です。
 海軍下士官さんはパッションモデル製レジンフィギュアです。
 
Figure is based on kit from "Warrier" and "Passion model".



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