1/35 ロンメル将軍とT号対戦車自走砲・キューベルワーゲン(1/35 タミヤ・サイバーホビー)
4.7cm PaK(t) (Sf) auf Panzerkampfwagen I Ausf B with general Rommel (Africa)
参考文献:光人社 広田厚司 「ロンメル将軍とアフリカ軍団 戦場写真集」
デルタ出版 グランドパワー別冊 「ドイツ対戦車自走砲」
Reffrence:Kojinsha "Photos of Afrcika korps and general Rommel"
Delta shuppann "ground power" expanstion "german SPG"
夏の日差しの強いうちに作らなくては、と思い、急いで作りました。
このT号対戦車自走砲は、最新の資料によると361両が生産(改造)されたそうです。
そのうち、おそらく定数の27両が第605戦車駆逐大隊としてアフリカ軍団の一部としてトリポリに上陸していますが、41年12月31日までに13両が失われ、その後姿を記録した写真も少ないことから、
42年前半には全車両が喪失したと思われます。
尚、弾薬消費から察するに、どうやら対戦車砲としてより、しょぼい榴弾砲として使わることが多い車だったようです。
自走砲の追加部品は、アベール製のエッチングを使ってツールホルダーを製作しています。
キャタピラは可動のモデルカステン製です。ベースにはボルトで止めていますので、外して車両単体でも楽しめます。車両の転輪サスペンション機構も生かしていますので、丸太か石でも乗り越える表現ができます。
This SPG is ,according to the new resorce, recorded to be made (remodeled) 361 vheecles.
Out of it, probably full equiped 27, were send to Tripoli in 1941 as the 605 anti tank gun division.
13 of them were recorded to be lost till the end of 1941, and all vheecles seems to have been lost during the first stage of battle in Africa.
Tracks of this model vheecle is from Modelkasten.
<T号対戦車自走砲>
<塗装>
塗装はいつもどおりの筆塗装で、まず基本色のダークイエローを塗装しています。
写真を見ると、到着した時点ではまだパンツァーグラウですが、そこに明るい色、おそらくサンドイエローをオーバーペイントしたらしく、下地がはげてきているのが確認できました。
今回は「最初からサンドカラーのキューベルワーゲン」と並べて対比させています。
塗装完了後、傷・錆を書き入れ、土ぼこりで汚れた雰囲気を出す為にパステルを混ぜたアクリル塗料でウォッシングしています。砂漠での錆びの進行は、赤さびより黒さびのほうが多いようです。
車内の暴露部分は車体と同じ色だった可能性が高いのですが、模型的にあえて車内の白色にしています。車内も作ったんですけど、ほとんど何も見えないですね。
self prop gun 1 taken on just arrival in Tripoli seems to have been painted in dark glay, then, it were overpainted with sand yellow.so, I paited as if the surface of sand yellow is becomming
weathered away.
After painting is finished, dirt of pastel powder is painted by brush.
<車体上面>
車体上面はクルーがどかどかと汚れた靴で乗ってくることを意識して塗装しました。傷ついた部分も、パステル錆が平面ににじむようにしてます。
Top of vheecle was dirty by sand of infantries and crews shoes.
<車体側面>
車体側面の取付金具類はアベールのエッチング製です。
フェンダーは、途中で丸太でも巻き込んだようにひしゃげさせています。
前部フェンダーはねあげ用スプリングはキットではプラ部品でしたが、小型の本物のスプリングに換装しています。
牽引ケーブルはキット付属のひもです。
Toolholders are made of photo-etched parts.
towing capbe was attached in the kit, made of nilon.
<車体後部>
マフラーの棒熱金網は、赤錆が浮き上がった表現をしています。
Net on the exaust pipe is rusted.
<キューベルワーゲン>
タミヤ製キューベルワーゲンは、クランプ・シャベルのホルダーだけエッチング製です。
幌には、薄めた木工ボンドでティッシュペーパーを薄く貼り付けて、布の質感を出しています。
Kuebelwagen is based on Tamiya,s kit. only tool holders are made of photo-etched parts.
<ベース>
木製ベースにニスを塗ったあと、紙粘土で地面を作っています。
地面に轍を作ってから砂・小石でテクスチャを作り、大き目の石をコルク片で表現しました。
地面の潅木は、本物のコケを使っています。
base is made of paper clay, stones on the edge of the road is made of colk.
<フィギュア>
フィギュアはすべて、タミヤ製です。
ロンメル将軍は、1941年にアフリカに着任した際は、まだ中将でした。1号対戦車自走砲がまだ活動していたのは初期だけなので、フィギュアも中将時代にしています。
タミヤ製のロンメルのフィギュアは、41年春に、チュニジアの海岸道路(バルジア道)で撮影されたものをモチーフにしているようです。
同将軍は、カラーフィルムでも撮影されていますが、白っぽい特注の上着を何着か持っていたようで、襟の色が異なるものなどが確認できます。
かなり暗いグリーンの乗馬ズボンのサイドには、赤い線が2本入っていますが、この間のステッチに赤い線が一本だけ入っています。
ボタン・記章類や縁取りの線(刺繍)は将軍なので金色ですが、なかなかいい金色がでませんでした。
ロンメルのトレードマークであるぺらぺらのゴーグルですが、これは透明プラ板を、透明専用の接着剤でくっつけています。
出迎えの中佐はオリーブグリーンの初期アフリカ軍団に支給されたものを着用していますが、ズボンだけ消耗が早かったせいで、白黒写真でもよく上下で異なるトーンのものが確認できます。
ブーツのももを覆う部分は、フィールドグレーのような明るめのグリーンだったそうです。
一部写真ではちょっと砲兵を示す赤い線が薄いので、後にふちどりしなおしています。
記章類は、胸元のアドラーと襟章だけ、デカールを使っています。
All Figures are based on Tamiya,s kit.
General Rommel seems to be originated in the picture taken in 1941.
He seems to have several variations of order made uniforms ,which have small differences.
On the side of horse-riding trausers, there are 2 red lines. but there are also very tiney red stech between them.
Most of his small objects on the cloth is gold color, but I could not find good gold color.
Rommels trademark, the captured sand-visor is made of clear plastic.
Lieutenant-colonel is in olieve-green, early Africa corps jacket.
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