日本海軍 陽炎型駆逐艦「浦風」(1/700 ピットロード)
IJN Kagero-class destoryer Kagero-class Urakaze(Pitroad)
2011年末発売の「歴史読本」誌グラビアのために作成いたしました。
ピットロード製キットをベースに、ファインモールドとフジミ製のエッチングを使ってディティールアップしています。
<艦首>
錨甲板上の鎖は本物の鎖に換装してあります。
艦首・舷側のフェアリーダーはプラ板から制作しました。
<船体>
電路はジョーワールド製エッチングを使用。学研の「陽炎型駆逐艦」に、戦後英軍の撮影した写真にばっちりこれが写っていました。
側面はデザインナイフでけがいて、鉄板の継ぎ目を表現しています。
船体側面の窓は0.4mmドリルで開口しています。
<艦橋・構造物>
窓枠はジョーワールド製エッチングを使用。
短波無線用アンテナは0.1mm真鍮線製。
艦橋そばの浮き輪はプラ棒をちくわにしたものをスライスして制作います。
煙突兆部は、0.1mm真鍮線で雨よけを造っています。
ボートダビッドはファインモールド製エッチング。
<武装>
陽炎型の砲塔はC型砲塔です。。
軽量化の関係で、リブがついていたのは1番砲塔のみだったようですが、艦内工作で追加された可能性もあります。
模型ではリブとグレーチング(防暑用にキャンバス?を張っていました)を真鍮線で造り、12.7cm
砲の砲身を0.3mm真鍮パイプに換装しています。
機銃類・爆雷関係の機材はすべてファインモールド製。黒鉄色で塗ってから銀のハイライトを少し載せています。
機銃デッキの支柱は若干細かったので、新造しています。
機銃弾薬箱は0.5mmのプラ棒から作りました。
マストは真鍮製。ラッタルはエッチング、ライトは透明なランナーをのばして造りました。見張り台も同様です。
魚雷発射管はドアをハセガワのエッチングにして、窓のおおいを薄い金属板で再現しています。
ガラス面の透明な探照灯はファインモールド製です。
プロペラガードは0.2mm真鍮線製です。
<張線>
張線は0.017mm銅線製です。
赤い速力信号標は塗装で表現しています。
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