1/35 M3リー中戦車(大洗女子女子学園・うさぎさんチーム・劇場版)(1/35 タミヤ )
劇場版仕様のリーを、タミヤベースで作りました。エンジンパネルはキットのガソリン車仕様のままですが。
<劇場版大洗女子女子学園・うさぎさんチーム車両の特徴>
・車体後部の用具箱など、TV版と比べるとタミヤキットに近い形状になった
・車両背面の垂直部がディーゼルエンジン仕様
・OVMはタミヤベースと比べると、用具箱上の2つと、ワイヤーがない
・機銃は37mm砲の右側のものだけ
・車体上面ハッチの後方にベンチレーターがある
・車体正面、うさぎエンブレムのある位置にある機銃穴がない
・車体後部のフックがない
・尾灯が追加された
・起動輪の肉抜き穴は外側が丸いタイプ
・転輪は穴が開いているタイプ、後部誘導輪のみ穴なし
・アンテナポストが砲塔から位置もキットそのままの位置・形状になった
これをタミヤのキットから再現するとなると、いろいろたいへんです。
まず、正面だけでなく車体後部のOVMなど穴埋めが必要となります。少なくとも、車体後部のフック取り付け部、用具箱とボンネット、正面装甲の2か所は埋めたほうがいいでしょう。
一番の問題は背面の仕様がタミヤのリーですとガソリンエンジン仕様なことで、ここだけ同じタミヤのグラントから持ってきたほうがよいです。あるいはラウペンモデルさんがそこの部品だけ出しています。
砲塔背面のアンテナ基部は棒状のプラを斜めに切ってとりつけました。
部品構成は
車体:タミヤのグラント
足回り:タスカ・アスカのシャーマン極初期型
M1919機銃:アドラーズネスト
履帯:モデルカステン
砲身:ポーランド製RBモデル
尚、今回からシャーマン履帯の左右を貫通するピンを0.7mm真鍮線にしてみました。
アンテナ基部は、ファインモールドの真鍮製部品です。
アンテナ本体は0.3mm真鍮線を使いました。
尾灯は、あまっていたセンチュリオン用の透明部品を流用しました。
足回りはタスカ・アスカの「シャーマン極初期型」から部品を流用しました。タミヤ製と比べて、ちゃんとサスペンションが可動するのが特徴です。
左右ハッチ上にあるとっては、0.5mm真鍮線製に交換しました。
上部ハッチ後方にあるベンチレーターは正確には周囲に跳弾・防弾のリングがついているものですが、やむをえないのでそれらしいパーツを付け足しています。
「ガルパン模型」ページに戻る